一般強化練習会

皇子山拳法クラブ 指導者より

スポーツ拳法は技法を通じて心を育て、人をつくる教育武道です。  スポーツ拳法は創設当初より一貫して「心を育て、人をつくる」武道であると明言してまいりました。 11年前、ここ皇子山拳法クラブが最も早く活動を開始し、現在のスポーツ拳法の礎となりました。 この皇子山拳法クラブから数多くの支部長が輩出され、彼らの懸命な努力によって3500名の拳士諸氏が汗を流すまでとなりました。
 室町時代に能を大成した世阿弥は、伝書「花鏡」の最後に「初心」の重要性を説いています。 スポーツ拳法の修行を始めたときの事を忘れず、一生懸命に修行し、真剣な練習を重ねる。何度失敗しても決して諦めない。 その姿勢の中にこそ大成への道があります。拳士諸君は、11年目を契機に初心を忘れず、もう一度原点に帰る姿勢でスポーツ拳法へ打ち込もうではありませんか。 我々の原点とはスポーツ拳法の胸章にある4つの炎。「熱意」「決意」「創意」そして「使命」です。 炎の如く燃え上がる情熱を持ってスポーツ拳法に打ち込む熱意と、どのような状況でも絶対にあきらめない決意、いつまでも初心を持ち続け、その情熱と決意を継続させるための創意。 そして、この3つの意を遂行していく使命です。 スポーツ拳法の修行を通じて相互扶助の精神と、胸章に刻まれた4つの炎の実践に日々邁進されんことを期待致します。
  国体への参加という一つの大義のため、今こそ、スポーツ拳法の旗の下に集う拳士一人ひとりの心を結束し合い、飛躍を遂げる時です。 このページをご覧の方、スポーツ拳法という競技を通して意義のあるすばらしい人生を共に歩めることを期待しています。
 末筆ながら11年という長きにわたりスポーツ拳法の発展の為、皆様方の温かいご支援をいただきましたこと、心より御礼申し上げますとともに、次のステップに向け更なるご支援を頂きますよう、 お願い申し上げ、挨拶といたします。
破邪顕正、そのために講話がある。技法だけではダメだ。 「良いことを行い、悪いことをしてはならない。」
当たり前のこと。3歳の子どもでも知っている。しかし、いざ実践となればどうであるか。とても難しいことだ。
実践するには己に負けない、強い自分をつくること。
自分に克つこと。護身術を通じてその力を身につけて欲しい。

古川亘

誰よりも多く技を磨く。だからこそ技が光り輝く。 スポーツ拳法は体力でもなく才能でもない、誰よりも多く努力を積むこと。それが大切だ。長く努力を積むことは難しい。初心を持ち、長く努力を積むことはもっと難しい。 しかし、それが大成への近道である。

古川亘

指導者経歴

1947年11月 滋賀県大津市に生まれる
1971年03月 中京大学 卒業
1971年04月 滋賀県高等学校教諭
1986年04月 大津市スポーツ少年団副本部長
1988年11月 大津市体育振興奨励賞 受賞
2000年04月 滋賀県体育指導委員協議会 監事
2000年11月 全国体育指導委員功労者表彰
2001年08月 滋賀県体育奨励賞 受賞
2002年05月 大津市民スポーツ振興対策委員長
2004年04月 総合型地域スポーツクラブ設立準備委員長
2004年04月 大津市体育協会 副会長
2004年07月 滋賀県エクセレントコーチ認定
2004年08月 滋賀県優秀指導者賞 受賞
2005年04月 滋賀県高等学校体育連盟 功労者表彰
2005年10月 文部科学大臣表彰
2006年04月 滋賀県スポーツ拳法連盟 理事長
2008年03月 滋賀県高等学校教諭 退職
2008年12月  NPO法人スポーツ拳法 理事長就任
2009年06月 滋賀県立大津商業校等学校 同窓会 副会長
2010年04月 大津市スポーツ拳法連盟 会長
2010年11月 大津市体育協会 会長
2011年05月 滋賀県体育協会 副会長
2013年05月 大津市体育協会 顧問
大津市学区体育団体連絡協議会 顧問
2015年10月 滋賀県体育協会より感謝状の授与
2016年06月 滋賀県立大津商業高等学校同窓会長に就任
2016年11月 大津市市政功労者表彰

リンク集